建売新築物件 LAN配線工事/テレビ分配器取付 CATV+CAT6使用 |
作業工程:配管・ボックス取付→プレート仕上げ、最終仕上げ |
電話LAN用配管 |
配管のCD管は16パイの太さを使いました。 |
電話LAN用ボクッス(らくワーク)取付 |
ボックスの設置後、石膏ボードが張られた後に切込をします。 ボックスは、LAN施工に向けの松下電工「わくワーク」を使用。 その後、クロス貼りが終了してから、プレートをつけて仕上げます。 |
プレート仕上げ |
各部屋のプレートをつけた仕上げ写真です。 電気コンセント+ケーブルテレビ(CATV)端子+電話モジュラーコンセント +LAN情報コンセント/ジャック/ピンの組合せです。 設置するジャックは、必要に応じて自由に組合せが出来ます。 新築でない場合も、配管があれば、既設の電話ジャックプレートを交換し 電話+LANジャックに交換できます。 |
マルチメディアボックス用配管 |
ツーバイフォー(2×4)工法の為、配管用に躯体への穿孔が必要でした。 躯体強度に影響を与えないよう、穿孔を最小限にするように、LAN集中部の 設置場所と配管ルートを検討し、施工しました。 このケースでは、設計の段階から施主と打ち合わせをしながら進めたので 十分な確認ができ、施主の希望が叶った工事となりました。 設計当初は、LAN集中部を2階小屋裏にしていましたが、適さないと当方で アドバイスし、2Fウォークインクローゼット内にLAN集中部を変更。 マルチメディアボックスも、2Fウオークインクローゼット内に設置。 マルチメディアボックスの取付です。ここから、各部屋への配管が スター(放射)状に接続されています。配管後、通線します。 |
マルチメディアボックス最終仕上げ |
当初はTVはアンテナ受信を予定しておりましたが電波の悪い地域の為 CATV受信に変更となりました。インターネット接続も当面はCATV利用。 CATVケーブルテレビのインターネット用モデムも設置されて、パソコンが 使える状態になりました。これで、お客様へ引き渡しです。 マルチメディアボックス内のCATV用ブースター取付はCATV会社施工です。 上記以外のテレビ分配器取付・電源ボックス/LAN・電話は当方施工です。 将来、光ファイバーFTTHが提供されるようになったら切り替えを予定。 基幹にCat6ケーブルを使用しているので、通信速度低下を最小限に押さえ 最高のPC環境を整えることが出来ました。 |
各種接続機器と接続 |
CATVからFTTH変更後、お客様の方でハブなどの接続機器と接続した写真。 (撮影の為、右上マルチメディアBOXを開蓋、右上部CATVブースター詳細) この写真は施主様より提供。 (日経ホームビルダー'05/11月号79p掲載) 集中部2Fウオークインクローゼット上部設置(上記日経HB記事PDF) ONU光集端装置HUBハブROUTERルーターMODEMモデムなどを個別に利用 費用を抑え更に機器の交換やアップグレード対応が簡単にできる利点あり 機器の放熱を考えボックスに収納しないか蓋を少し開けることが必要。 カテゴリー5eと違いカテゴリー6の場合は、各部屋から来ているケーブルは ジャック成端し、ジャックから両端にピンのついた1m以上のパッチコードで ハブへ接続するのが正しい規格です。規格を守らないとギガ対応できません。 パッチコードの長さが1m以下だと反射減衰により速度低下します。 LAN集中部を設置する位置は高温多湿や極端な低温の場所は不適 ウオークインクローゼット納戸階段下が適当。浴室洗面台所屋根裏床下不適 施工終了時はFTTH提供地域外の為、CATVでインターネット接続。 CATVからFTTH光ファイバーへ変更された時に、配線の追加がぎりぎりで 外部からの引込は16パイの上22パイにしておけば良かったそうです。 FTTH光ファイバーを利用する方はワンランク上のカテゴリー6cat6がお勧め 顧客指定でマルチメディアボックスをCATV用に使っていますが 使用しないcat6プレート仕上工事は、より費用を抑えられます。 このLAN工事が下記、住宅建築専門誌に掲載されました。 日経ホームビルダー 2005年11月号■経営79p 私のデジタル活用術 日経HB記事のpdfファイル : 家庭内LAN配線工事記事pdf |